清明

豆知識「二十四節気」

 

五節気 清明

 

春の暖かな日差しを受け、天地万物が清らかで生き生きとするころ。「清浄明潔」(しょうじょうめいけつ)を略したのものが清明です。雨水のころに顔をのぞかせた芽も、種類が判別できるまでに伸びてくる時季。中国では、古くからこの時季に先祖の墓参りや、野に出て春の青草を満喫する「踏青」(とうせい)を行う風習がありました。中国の五行説では、春は青、夏は赤、秋は白い、冬は黒。「青春」はそこから生まれた言葉で、まさに清明のような活力みなぎる時季を人生の春にたとえています。

 

...

清明 初候

 

玄鳥至(つばめきたる)
意味 燕(玄鳥)が南から飛来する

人に縁起をもたらす燕の飛来
燕が海を渡り、南の国から日本へ飛来するころ。本格的な春の農耕シーズンの始まりを象徴します。土や泥を集めて軒したに巣を作り、飛びながら虫を食べる燕。外敵から身を守るために人の出入りがある場所に巣を作るので、燕が巣をかけた家は商売繁盛するといわれてきました。また、「燕が低く飛ぶと雨が降る」ということわざも。空気中の湿気が高くなると餌となる虫の羽根が重くなるため、それらの獲物に合わせて低空飛行することによります。