雨水

豆知識  「二十四節気」


雨水(うすい)


降っていた雪がいつしか雨に変わり、積もった雪や氷が本格的に解け始めるころ。固く締まっていた土がゆっくりと潤い始め、春の気配に草木が蘇ります。昔から雨水の時期は、農耕の準備を始める目安とされてきました。...
雪も徐々に水分が多くなると結晶同士がくっつきやすく、大きな「花弁雪」や牡丹の花弁にたとえた「牡丹雪」、そして、すぐに解けてしまう「淡雪」雪混じりの「霙」へ。やがて、糸を引くような「春雨」「暖雨」へと変わっていくのです。



春の花を育てる恵みの「養花雨」


花や草木に養分を与えるこの時期の雨を「養花雨」(ようかう)とよびます。同様に雨水から春先にかけて降る雨は「甘雨」「慈雨」「催花雨」などの呼び方も。昔の人々はそれほど植物を愛し、花が咲き誇る春を心待ちにしていました。