親知らずについて

 

2011年6月8日に

院長がブログに書いた内容です。

 

とても反響が大きかったので

こちらにアップしておきます。

 

 


 当地で開業させて頂いてから、またここ最近、「親知らず」の痛み、違和感を訴えて来院される方が少なくないと感じ、1度ここにまとめておこうと思います。

 

 「親知らず」は、上下左右の「第3大臼歯」であり、「智歯」であり、正中から8番目の歯です。

  

 大昔の人類は、大勢が正常に萌出していたと考えられますが、現代人は、顎の退化(進化?)などが原因で、変な方向に、埋まって出てこない、ちょっとだけ出てくる、そもそも無い…。などの状態にあります。

 

 きっちり出てきている状態であってもなくても、磨きにくい場所であり、歯肉の状態であるため、症状が出やすくなります。

 

 わかりやすいのは、「親知らず」が虫歯になる…これは、通常のう触治療、または抜歯等の対象になります。

  

 しかし、多くの場合、大きな虫歯がなくても痛みや腫れが出る事があります。これは、感染による症状です。その部分の痛み、腫れ、違和感、開口障害、喉の痛みなどが症状になります。

 

 感染…病原菌が原因です!とはいっても、口の中に突然、菌が大量に入ってきて…なんて事は多くありません。

 

 口の中には、常在している菌が沢山います…いつもはある程度バランスがとれていますが、患者さん自信の体力、抵抗力が落ちると菌が優勢になり症状が現れやすくなります。疲れている時…忙しいとき…季節の変わり目などに症状が出やすいのはこのためです。

 

症状がある時は、とりあえず歯科を受診しましょう!

 

まずは応急処置、投薬などで症状は軽減されるはずです!

 

重篤な症状の場合、大学病院等に入院しての加療が必要になる事もあります!

 

 多くは、抜歯が必要になると考えられますが、痛い時は人間は麻酔が痛くない時よりも、奏効しにくくなります!早めの受診を。

 

 また、「親知らず」の抜歯は、上下、埋まっているかいないか、症状を繰り返しているか、男女、年齢などで、処置のレベルが変わってきます。また、術後の痛み、腫れなどもそれぞれです。

 

「親知らず」の状態によっては、抜歯が出来ない、歯科医もいます。(これはそれぞれ、得意分野も違いますので)。

 

 私は、東京の日本歯科大学病院口腔外科、大学院口腔外科博士課程、同大学病院において、臨床、教育、研究に従事した経験があります。

 

 それなりの対処は出来るものと自負しております。

 

 

              しかし、◎◎ここが一番大事!

 

              歯周病も虫歯も、親知らずも菌が原因です!

 

 

              ぜひ定期的な口腔内のクリーニングを!!!

 

 

 

                   院長・歯学博士   前澤 訓